ツイッターで書いた占い関連のウンチク

1930年に発見された冥王星は、長らく惑星として親しまれました。1992年には冥王星よりも遠い天体が発見され、2006年には準惑星になりました。今年になって冥王星のハッキリした写真が公表されました。今でも占星術的にはハッキリとした影響を感じます。社会的な成功に関係が深い天体です。

古来、自我の牢獄は、洞窟で影絵を見る人に例えられます。洞窟内を明るくするのは集中力です。洞窟の外に出た姿は、タロットの世界のカードが象徴します。

はやぶさが小惑星イトカワから帰還した快挙は2010年でした。はやぶさ２も2014年12月3日に打ち上げられて今も順調だそうです。記事を見かけたので嬉しくなりました。過去のブログです。
「はやぶさの快挙！小惑星イトカワと占星術」
http://kumamotokenichi.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-ede1.html …

金曜日が満月でした。満月の日を含む数日は感情が不安定になります。

占星術は全ての占いの基本です。原始、世界を認識するほどの知能を獲得した人間は、地球の自転で時間感覚を、公転で季節感覚を獲得しました。天の現象と地上の現象が連動していることに気がついたことは偉大です。

高い知能は世界を認識させましたが、すべては謎でした。自然を畏怖した人は、ただ祈ります。占いは祈りから生まれました。

明治以前の日本では精度の高い天保暦を使っていました。満月は十五夜でした。人間の生物としてのサイクルを反映した暦は偉大です。特に月のサイクルは女性が影響を受けます。

ブログに書いた歌舞伎座の呪い？でも、建物の変化と人間との関係に、なんらかの関連があるように感じられました。天である宇宙の摂理と地上の現象との深い非因果的連関を想定させるものです。

私は無線少年でしたが、占星術の天体の配置と電波の伝わり方に何らかの関連があるという研究は衝撃でした。

占いにはエンタメ系占いとシリアス系占いがあります。エンタメ系は大いに楽しんだ方がいいです。遊びは楽しんだ人が勝ちです。シリアス系はムンドーやバルガなど秒単位で人を分析するものがあります。シリアス系占いは真剣な人生相談に対応出来るぼど信頼できます。使い分けが大切だと思います。

シリアス系占いでは人生の運勢の流れを提示します。図の緑のラインが運勢の上限、赤のラインが運勢の下限です。アリとキリギリスの話と同じで下降前には準備します。上昇前には実力の養成が必要です。タイミングを上手につかんだ人が幸福になります。

エンタメ系占いは楽しいですよね。遊びですから大いに楽しみましょう。シリアス系占いは、奥が深くて学ぶのに時間がかかりますが、これはこれで人生に役立つ知恵になります。そして何よりも世界の謎を解くようなスリリングな喜びがあります。プロなれるまで学びたい方は、ご連絡ください。

人間の運命は、ある程度生年月日で規定されています。仕事運が良い時期がくると、ビジネスマンは出世します。同じ生年月日のジャングルに住むネイティブは、酋長になったりします。同じ生年月日でも環境によって異なるのです。

実際に、その人物を解析するのはシリアス系占いでします。シリアス系占いは、一人の人を分析するのに、最低でも3時間以上かかります。複雑な案件では分析に半日かかることもしばしばです。

日本では開運法として移転を使っている有名人が多いです。ただ非難されるのをおそれて隠しています。

補佐官の本でレーガン大統領にアドバイスしていた占星術師が暴露されましたが、大戦中のドイツ、イギリス、ソ連にもいました。戦後のサッチャー、フセインなどもそうです。日本では何人かの首相もそうです。もちろん全部を占いで決定しているわけではありませんが、専門家からみるとわかります。

ジョンネルソンは短波無線の伝播と太陽系の天体の配置に相関関係があることに気づきました。ヘリオセントリックですが、オポジションとスクエアで無線障害が起きます。トラインが加わると無線障害が無くなります。物理的な因果関係は不明ですがNASAのリチャードヘッドが追試して一部を採用します。

ハーモニクスはイギリスのアディの開発ですが、その後の研究で、色々と面白い発見がなされています。基本的なハーモ5、7、9以外にも、ハーモ12やハーモ16はハーフサムに応用が可能です。ハーモ12は、単純なトランジットのグラフィックエフェメリスによる追跡調査に重宝します。

占いの未来予測は台風の進路予測なみに当たります。未来に起こる事柄の予想範囲は、10年前ではボヤけていますが、1年前や半年前では、かなり正確です。周辺状況から類推すると、こういう展開になると分かるのです。それが望まないものであれば、開運法で出来るだけ希望の方向に修正します。

お店や会社の経営者、転職を考えている人、結婚の時期、離婚の時期、出会いの時期、別れの時期、体調低下時期など、未来予測の範囲です。開運する移転、開運散歩、開運する改名なども大いに有効です。ものごとが発生する直前には顔や手にサインが出ます。

専門的なツッコミがあると予想されるので一言。問題は土星に接点があったからといって、本当に影響があるのかないのか分からない点です。西洋占星術内のロジックで、とことんまで煮詰めますが、私の意見としては四柱推命などを併用することで明確に見極められると思います。

considerは、よく考える、熟考する、熟慮する、注視するという意味です。語源は「星を観測して運勢を判断する占星術に由来する」「占星術で星をよく調べる」から熟慮するになったという説があります。

本命星（ほんめいせい、ほんみょうしょう、ほんみょうじょう）という用語は、古い方位術や九星気学などで使用されます。これが競馬の予想の本命の馬に使われたり、有力な恋愛対象の人、何かの分野で有力な人などに使われるようになったという説があります。

毎年、流行するインフルエンザですが、influenzaは、影響を意味するinfluenceであり、この語源は、「天体から霊液が流出して人間に作用を及ぼすこと」「超自然的な力の作用」「霊的、精神的な力の注入」であり、占星術で使われました。スコラ哲学者の間では「力の行使」の意味です。

人生は自分の意思で自己責任で選択するから意義があると思います。それでも天気予報を参考にして出掛けます。占いも天気予報のように参考にしていただければ、とても役に立つと思います。雨が予想されたら、それなりの準備をすれば大丈夫です。ひどい台風の予想を無視するのはどうでしょうか。

元ネタを忘れたのですが、「占いなんて迷信だ！あんなものは信じない！と、ある人が言いました。それを聞いた人が、なんだ、あなたは占いを楽しむ余裕もないのかね？と言いました。」人に害になる占いは論外ですが、エンタメ系占いを楽しんだり、シリアス系占いで人生を見つめ直すことは有益です。

シリアス系占いでは、人の運命を多角的に見ます。一番重要なのは生年月日です。これが人の運命の鋳型を作ります。この運命に沿った家に住み、運命に沿った方向に移転します。その結果、手相や人相（顔相）も変化します。運命は台風の進路のようですが、この範囲内で自由意思が環境を選択します。

シリアス系占いで最も重要なのは生まれた時間です。母子手帳に記載されている出生時間が分からない人の場合、過去の出来事から逆算して、この時間帯に生まれたと特定することが可能です。

エンタメ系占いは万人向けなので的中率が下がります。そのため遊びとして楽しむべきです。シリアル系占いは極限まで個人に絞り込みます。たとえば、出生時間の4分間の誤差が予測の1年間の誤差になります。的中率が高いです。シリアス系占いは天気予報のように十分に役立てることが可能です。

占いを学ぶことについてです。占いの種類にもよりますが、本格的に学ぶ場合は、腰を据えて数年単位で学ぶ必要があります。特にロジック系の占いは長い時間がかかります。直感系の占いも、たまにホームランを打つなら生まれつきの才能ですが、つねに安定した直感を発揮するには訓練が必要です。

占いで陥りがちなのが、自分の占い結果に自信がありすぎて、相手に押し付けてしまうことです。どんなに自信があっても、あくまで自己責任で人生の選択をするべきです。天気予報のように、こういう傾向があるとは伝えますが、予報によって行動を選択するのはご本人の役目です。私も自戒するところです。

シリアス系占いを学ぶ場合、もっとも大切な上達方法は正確な記録と正直な反省です。自分が占ったことを正確に記録します。その記録を後日見直して、特に外れていた場合は、何がダメだったのか反省して改善します。ここで当たったように思い込むと、それ以上占いの技能が向上しません。

目の前の問題に解決策が見出せない場合、問題の構成要素を象徴化して抽象度を上げます。これは同時に俯瞰的視点を得ることを意味します。ランダムは人為的努力を一時的に手放すことです。ここからブレークスルーとなる知恵を得ます。これが占いです。

シリアス系占いは、人生の地図を手に入れることと同じです。ただ人によって精度の高い地図を作成出来る人と、それほどでもない人がいます。地図のどこを歩むのかは、自分の自由です。安全地帯を歩むことも、あえて危険地帯を歩むことも、自己責任で選べます。

ヴァンドイゼン（1976）の研究。カリフォルニア州の一般母集団から得られた対照群と比較して、特に偏っているものです。銀行家2696名のうち多いのは乙女座。ジャーナリスト2088名のうち多いのは蠍座。司書5111名のうち多いのは天秤座。音楽家2616名のうち多いのは魚座。

単純な星座別の職業などは「星座による汚染」に注意する必要があります。対照人物が、何らかのきっかけで星座の知識を知ることになり、それが無意識的に職業選択に影響しているのではという疑いです。これは血液型や姓名判断の吉画数にも同じことが言えます。

九星気学は、日本の易の研究を土台としています。兌は七赤ですが、一つの爻が欠けているからこそ、次につながります。金星が火星を引き寄せるのも同じです。

今やペットは家族の一員です。調べたことはありませんが、ペットの星座は人間と同じ性質なのでしょうか？飼い主との相性は？私の経験では独身の人が異性のワンちゃんやネコちゃんを飼うと、縁遠くなるようです。

独身の方で異性のペットを飼っていて、なかなか結婚できない場合、一時的にペットを実家に引き取ってもらうか、もう一匹飼ってつがいにすると結婚のチャンスが増えます。ペットは避妊していても効果は変わらないようです。

1976年5月号『悪魔通信』にあった植田訓央著『現代占星学』大陸書房刊の広告がいかしている。好き(笑)「今日的かつ最もナウな占星学の情報と全テクニックを惜しげもなく大公開。本書をよめば国際的前衛占星学の旗手になれる。わが国の星占い師の古い体質と腐敗病巣部をラジカルに破壊しよう。」