歌舞伎座の呪い？: 隈本健一の現代考星學ノート

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歌舞伎座の呪い？

新しい歌舞伎座が建設されてから、目立って役者に不幸が続いていると都市伝説的に語られています。これが俗に言う「歌舞伎座の呪い」です。本当に呪いかどうかは分かりませんが、今回は占い的に見てみたいと思います。

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2016年6月11日追記

意味が分からないというご意見をいただきましたので、ここに簡単に内容をまとめます。

①問題のある時期に歌舞伎座建物が解体、建築された。

②歌舞伎座建物の解体、建築による悪い影響がでる時期に、歌舞伎の方々に問題が生じている。

③悪い影響がでる時期に問題が生じた歌舞伎の方々の生年月日は、この悪い影響を被りやすいものであった。

ということになります。

これはあくまで占い的な仮説です。

歌舞伎関係の方々が、こういう悪い影響を受けないで、元気にご活躍いただきたいと心から願っています。

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＜歌舞伎座建物の方位計測と九星盤＞

暑い中、建物の方位をざっくりですが計測してみました。それにしても暑かった(笑)

記録を調べると、「2010年4月30日に閉場式が行われ、2013年2月26日にオフィスビルと併設された歌舞伎座の建て替えが完了した。」と、あります。このため建物の解体、建設工事着工は、2010年中に行われたと考えられます。ここで重要なのが、それまで安定状態だったものが、不安定状態に移行した時であるということです。

歌舞伎座の地図上の位置と、2010年の九星年盤を重ねています。

ご覧の通り、建物の正門と正門の反対側の背面とを結ぶ直線と、九星盤の問題のラインが重なっています。この斜めラインは、鬼門、裏鬼門のラインであり、ちょっと怖い表現では死線と呼ばれているものです。特に、この斜めラインは五行の土行に関係が深い場所でもあります。ここに九星の問題点が重なっていることが、いかにも不気味です。

＜歌舞伎役者の不幸一覧＞

さて、このへんで呪いとまで言われている役者さんたちの不幸を一覧してみたいと思います。まあ、本当は歌舞伎座が新しくなる前と後で、特別に不幸が増えたかどうかをチェックする必要があります。今回は、そこまで厳密にしていません。

2010年 9月 1日中村隼人さん       交通事故で全治3ヶ月の重症
2010年11月25日　市川海老蔵さん    暴行事件
2011年 1月 3日　　中村富三郎さん    死去81歳没
2011年10月10日中村芝翫さん       死去83歳没
2012年 2月23日中村雀右衛門さん死去91歳没
2012年 8月27日市川染五郎さん    転落事故　　　
2012年11月       市川段四郎、片岡仁左衛門さん体調不良
2012年12月5日中村勘三郎さん    死去 57歳没
2013年 2月 3日市川団十郎さん    死去66歳没　　　　　　　　　
2013年11月13日中村福助さん脳内出血、体調不良で降板。
2015年 2月21日坂東三津五郎さん死去59歳没

こんな感じです。あまりにも早くに亡くなっている方もいます。明らかに日本人の平均寿命以上で他界されている方も含まれていますが、一応並べておきます。

＜歌舞伎役者の方々が不運を経験した九星的な時期＞
歌舞伎座の地図とは天地が逆ですが、歌舞伎役者の方々が不運に遭遇した時期の九星盤を並べてみます。ここでは九星的な問題点と「土行」に注目して赤いラインを引いています。