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戦前の日本軍と手相人相(骨相)

「戦前の日本軍では飛行機乗りの手相や人相を見て、運が悪そうな者は飛行機が墜落するので搭乗させなかった」

これは手相の専門書などで、よく取り上げられる話です。この話は様々なバージョンがあるところからみても、多くの人が語っていたようです。

それで実際に体験された方のお話の一つが以下のとおり。

吉田節恒著『翼のない特攻搭乗員の物語』文芸社刊 p59-60引用
「九月十五日は防空訓練があって朝の四時半にたたき起され待避訓練などをさせられ朝礼なしである。温習後、型態性格検査というのが一、二分隊午前中いっぱいかかって行われた。
手相、骨相を見るのである。何だか変てこな感じである。手相、骨相が飛行機の搭乗員と関係があるのか。このような時には必ず判ったようなデマが飛ぶ。曰く、手相骨相に一年以内に死ぬと出た奴は飛行機に乗せない。高い飛行機がもったいないからである。人より時間をかけて観られた奴は、ああ、俺はきっと駄目なんだ。等々である。超近代兵器の飛行機に乗る奴が手相骨相で識別されるとはと、少々釈然としない。」

著者の方は特攻隊の方ですし、一般の常識的な方ですから、占いで選別していたことに疑問を持たれたのでしょう。ここでは引用はしませんが、この時、手相などを見た側の人が、後に大企業の重役になられる話もありました。科学的根拠のない血液型も軍隊に使用されることが当初の目的だったとのこと。戦争中にドイツ側と連合国側には、それぞれ占星術師がいたとか。まあ、一般の常識的な方には信じられないような話ですね。ただ、最近でもサッカー選手を占いで決めたり、パウル君が登場したりと、占いはしぶとく生きていくんですねえ。

さあ、パウル君の爪の垢(ある?)でも煎じて飲もうっと(笑)

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