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調候とnatureあるいはnatura

えっと題名を変えました。四大じゃ変ですもんね。いや、題名を書いて、中身を書いているうちに内容が変わってしまったのでした。すみません。

四柱推命などの分析には扶抑と調候の視点が大切です。この中の調候は簡単に申しますと、暖かい、冷たい、乾いている、湿っているとなります。これを干支暦の分析に使用しています。

視点を変えて占星術です。ここでも調候のような視点があります。天体だと、月 Cold&Moist、星座だと牡羊座 Hot&Dryなどとなります。

以上のように天体や星座と干支暦との間に、使用方法や役割は異なりますが、同じような視点があるのです。

それでこういう視点の接点の一つとして孫子の一文があります。

『孫子』火攻篇第十二

「火攻めをはじめるには、適当な時があり、火攻めを盛んにするには適当な日がある。時というのは天気の乾燥した時のことである。日というのは月が天体の箕・壁・翼・軫の分野に入る日のことである。およそ月がこれらの四宿にあるときが風の起こる日である。(金谷治訳注『孫子』ワイド版岩波文庫より)」

観天望気という言葉がありますが、古代人が圭を立て、セミスフィアとしての世界を観察した場合、当然のごとく暑い、寒い、乾いている、湿っている、太陽、月、満天の星空と、自分との対比が生まれるわけです。さらに感覚の鋭い人たちは、フィジカルな点だけではなく、他の視点からも分析します。ここに形や数など、世界の階層を横断的に貫くものが存在しています。

マクロコスモスとミクロコスモスの非因果的相関にこそ、占いの本質があると思います。

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