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まずは出生時間を疑ってかかること。

鑑定をしていると、ご本人が申告された出生時間では、過去の事象が説明できなケースにぶつかります。これはかなりの確率で発生するようです。

そこで2、3つ過去の出来事を申告していただいて、その事象が説明できる時間まで修正を繰り返すことになります。ついこの前の鑑定では、ご本人の申告された時間から21分ずらしました。

この出生時間ですが、日本では母子手帳に記載されています。ただ、この時間は産婦人科のお医者様が記録されるので、占い用ではありません。分娩室に立ち会った経験からも、すくなくとも数分あるいは数十分のずれが生じてもおかしくないと思われます。

ここでさらに突っ込んで考えてみますと、占いで使用する出生時間とはいかなるものか?ということですが、過去の事象を説明するためだけではなく、未来の予測の精度を高めるために必要な時間であると考えられるのです。

この出生時間ですが、通常の占星術でも4分のズレが軸を中心とした予測の1年間のズレとなります。また、ナバムシャでは15~6分のズレとなります。いずれも予測技術の中核となる技法ですので、出生時間がずれていると、未来の予測精度も誤差が大きくなるわけです。

これは四柱推命でも同じです。おそよ2時間単位の時柱ということで、出生時間に無頓着な方がいらしゃいますが、過去の事象と適合しない場合は、その時間の前後の時間と見比べる必要はあると思われるのです。

結論!

とすると、出生時間をご本人の申告のまま、なんの修正も加えない状態で占うことは、未来予測について、かなり怪しい状態で押し切ってしまっているのかもしれません。いや、過去の事象との整合性を確認していないのかもしれないし、たとえ正確な出生時間が判明しても、過去の事象が説明できない技法なのかもと考えると・・・うーむ。

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