« 2006年1月 | トップページ | 2006年3月 »

受け継ぐということ

最近、自分の両親以上の年配の方と、お話させていただく貴重な機会が何度かありました。その中で気づいたことは、それまで受け継がれてきたものが途絶えてしまうという共通の悩みでした。

単純に受け継ぐだけでしたら、本を書く、講義をする、弟子を育成する、ということでなんとかなります。しかしながら、術の全体像が正確に伝わらないというのです。

もちろん、この伝承するということについての悩みは、昔からあったものでしょうし、伝えることが難しかったことも理解できます。しかし、昔であれば内弟子レベルでは四天王と呼ばれるほど熟達した数名の弟子が育っていたはずです。事実、ご年配の方は自分がそうであったし、自分と同じレベルの熟達した兄弟弟子をご存知です。

それでは、何が問題なのかということですが、これが単純には説明できないのです。

こういう話があります。

ある方が欧州の秘伝(カバラではありません)を受け継いでおられました。その方がおっしゃるには、

頭が良い人はダメで、そのまま童心のようにしみ込む人でないと伝えられない

ということです。

同じよう話では、阿波師範とヘリゲル氏のやりとりが有名です。

カバラが単なる伝票になってしまうのか・・・。

自戒すると共に、真剣に考えなくてはなりません。

| | コメント (0)

繰り返される暗示

チャートから情報を引き出すということは、結局どういうことなのでしょうか

それはどうも繰り返されている暗示を観ているようなのです。

ある暗示が繰り返されることによって、それが強調されて認識されます。

となると、それはチャート上だけではなく、あらゆる場面に共通したものと考えられます。

芸術に対する適性が、何度も繰り返し暗示されていることを読み取った、まさにそのとき、心地よい音楽が流れてきた。

シンクロしている暗示に対して、どれだけ心をひらいていられるのか。

人間が判断している所以であります。

ただし、暗示するそれぞれの要素が、質の高いものであることは言うまでもありません。

| | コメント (0)

« 2006年1月 | トップページ | 2006年3月 »